自力でコウモリを駆除するには?

自力でコウモリを駆除するには?

この記事を読んで欲しい人!

  • 業者にコウモリ駆除を相談したところ、予想以上の見積額を提示され、二の足を踏んでいる人。
  • コウモリ駆除を自力でなんとかしたいという人。
  • コウモリ駆除を業者にお願いしたいが、どこに頼めば良いか分からない人。

本当は業者にお願いしたかったけど…

私の友人がハウスプロテクトにコウモリ駆除を依頼し、その内容が良かったということもあって、私も無料見積もりを依頼しました。まずは家周辺のチェックを行った後、屋根裏を見てもらいました。その後に現状について説明を受け、見積もりをしていただきました。

不明な点や気になる点について質問すると、当然のことながら的確な答えが返ってきますし、出来ることと出来ないことをハッキリ言ってくれます。

我が家のようにコウモリの出入口が8m以上も高いところにある場合、「作業員の安全を考慮してハシゴ作業は行いません。足場を組んでの作業になります。」とハッキリ言われました。

私は過去に少しだけ建築現場で働いていた経験があり、足場の設置された場所で作業を行ったこともありました。そのため、足場なしではかなりの危険が伴うこと、見積もりが高くなることにもすんなり納得できました。

私は足場設置費用のせいもあってかなり高額になってしまうため、業者に依頼することはできませんでしが、金銭的に余裕があり業者にお任せしたいと思う方には、ハウスプロテクト(株式会社GROWTH)をオススメします。

以下にその理由を述べていますので、ぜひ参考にしてみてください。逆に、費用を抑えるため自分でなんとかしたい・・・という方は、下記の部分は読み飛ばして、「自分でコウモリ駆除を行うには?」へ進んでください。

ハウスプロテクトをオススメする理由は以下の通りです。

最長10年の安心保証が付けられる

保証期間については何も触れていないコウモリ駆除業者サイトもあります。1ヶ月〜5年保証という業者が大半を占めていますが、最長10年間まで保証できる業者はほとんどありません。施工内容がしっかりしていて、自信があるからこそできる保証だと思います。

紹介業者を介していない

私も参考程度に数社に無料見積もりを依頼しましたが、そのうちの1社でサイトとは関係ない社名の名刺を渡されました。紹介業者を介しているとこのようなことが起こるわけですが、見積もりの中に紹介料が上乗せされている可能性があり、施工費が高くなる傾向にあります。

また、紹介業者を介している場合、おおまかな作業内容は決まっていても、作業を行う業者によって作業の内容や質が異なり、サービス品質が安定しないという懸念があります。

再発防止に強み

ハウスプロテクトは元々リフォーム会社が母体となっていたため、害獣駆除の知識やコウモリ駆除のノウハウを十分に持ち合わせています。そのため、再発防止に強みがあり、自信を持っているようです。

上で記載した最長10年保証は、再発防止に強みを持っているからこそと思われます。

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自力でコウモリ駆除を行なうには?

コウモリ駆除の手順

  1. コウモリについて知る
  2. コウモリ駆除を行う時期になるまで待つ
  3. コウモリを家から追い出す
  4. コウモリの出入口を全て塞ぐ
  5. コウモリの糞を全て掃除し、糞のあった場所の消毒、殺菌、消臭を行う
  6. コウモリ忌避スプレーやコウモリ忌避剤でコウモリを寄せ付けないようにする
  7. 再侵入されていないかチェックする

このような手順になりますが、1つずつ解説して行きます。

1.コウモリについて知る

コウモリは鳥獣保護法の保護対象となっているため、許可なく捕獲や殺傷することは法律違反となります。1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられてしまいます。

ですから、コウモリ駆除とは殺傷することではなく、家から追い出すという意味になります。

家に住み着くコウモリは、大体がアブラコウモリという小型のコウモリです。
羽をたたんでいる時は5cm程度の大きさですが、羽を広げると20cmくらいになります。重量は5〜10gほどしかありません。

2.コウモリを追い出せる時期になるまで待つ

アブラコウモリは以下のサイクルで活動します。
11月〜3月  冬眠
4月〜6月  活動
7月〜8月  妊娠・出産・育児
9月〜10月  活動

家から追い出せる時期は緑色の活動期間だけです。冬眠中は追い出そうとしてもなかなか出て行ってくれませんし、妊娠・出産・育児の時もギリギリまで出て行こうとしないため、最悪殺してしまうことがあるからです。

3.コウモリを家から追い出す

コウモリの活動時期になったら、コウモリを家から追い出しましょう。家屋内に住み着かれた場合は、くん煙タイプの忌避剤を使用して追い出します。

コウモリの出入口が特定できている場合は、その1箇所だけ残して他の隙間は全て塞ぎ、その後にこの忌避剤を使用してコウモリを追い出します。

(ネズミ用ですがコウモリにも効きます)

出入口を特定できていない場合は、昼間に家族や友人に協力してもらって、家の四方を囲むように観察しながら使用し、コウモリの出てくる場所を特定するようにします。

軒裏などに入り込まれてしまった場合は、くん煙タイプの忌避剤が使えないので、コウモリ忌避スプレーを使います。

軒裏に小さな穴を開けて、スプレーを噴射します。スプレーは勢いが強いので一気に噴射せず、1秒程度噴射して様子を見て、を繰り返し行います。

こちらの動画が参考になります。

4.コウモリの出入口を全て塞ぐ

3の作業を行った際に、コウモリが出ていった出入口を全て塞ぎます。隙間の大きさや形によって、何で塞ぐかは異なると思いますので、まずは養生テープなどで塞いでおき、後日専用ネットや木材などを打ち付けるなど、隙間の大きさに合わせて対応すれば良いと思います。

アブラコウモリは1cmほどの隙間があれば通り抜けることができるので、狭いから大丈夫と思わずに、できる限り隙間を塞いでおきます。小さな隙間が多くあるようなら、侵入防止ネットなど多めに購入しておいた方が良いです。

5.コウモリの糞を全て掃除し、糞のあった場所の消毒、殺菌、消臭を行う

くん煙タイプの忌避剤を使用しても逃げなかったり、気絶しているコウモリがいるかもしれません。しかし、絶対に素手で触らないようにしてください。コウモリは狂犬病病原菌などを持っている可能性があり、コウモリの糞にも病原菌寄生虫が含まれているため、十分に注意が必要です。

糞は乾燥していて崩れやすく空気中に舞いやすいので、掃除する際にはゴム手袋、マスクやゴーグルを必ず身に付けるようにしてください。ゴーグルは使用後にきちんと洗浄し、マスクやゴム手袋などは捨ててしまった方が良いでしょう。

糞が落ちていたところは、アルコールや次亜塩素酸水などで殺菌・消毒・消臭を行います。

アブラコウモリは視力がほとんど見えないと言われていますが、糞の匂いでそこを安全な場所と認識するようなので、糞の痕跡を残さないよう掃除は入念に行いましょう。

6.コウモリ忌避スプレーやコウモリ忌避剤でコウモリを寄せ付けないようにする

殺菌・消毒・消臭を行った後は、コウモリの嫌いな匂いを放つ忌避剤を設置するなり、自作のコウモリ忌避スプレーを噴霧するなどして、寄せ付けないようにしましょう。

コウモリ忌避スプレーは一時的な追い出しには効果的ですが、持続性に欠ける上に価格もそこそこ高いので、スプレー液を自作して、吹き付けると経済的です。

スプレー液の自作については、こちらの記事で紹介しています。
コウモリ忌避スプレーを自作してみた

屋内だけでなく、屋外にも糞の落ちている場所があれば取り除き、地面にも消毒・殺菌を行い、忌避スプレーを吹き掛けておきます。とにかくしつこいので、徹底的に対応してください。

7.コウモリの再侵入をチェックする

翌日から再びコウモリに出入りされていないかチェックします。コウモリの忌避剤などが効いていれば、1ヶ月程度は問題ないと思いますが、まだ出入りされている形跡(糞など)があるようなら、もう1度3〜6の作業を繰り返して家の中から追い払い、侵入されないようにします。

コウモリ駆除のまとめ

家の中にかなりの数(10匹以上)のコウモリに住み着かれてしまっている場合は、自力で駆除するのはとても大変だと思いますが、きちんと追い出し作業を行い、侵入経路を塞ぎ、糞の清掃・消毒・殺菌・消臭・忌避剤の設置を行えば、業者に依頼せずとも駆除することは可能だと思います。

中途半端な対応ではすぐに戻ってきてしまうので、やるときは妥協せずに徹底的にやりましょう。

そして、くれぐれも注意しなければいけないのは、コウモリに直接触れない、ゴーグル、マスク、ゴム手袋などを身に付ける、ということです。コウモリを駆除できても、健康を害してしまったら元も子もありません。

この記事を読んでくださった方も、コウモリから解放された生活を手に入れましょう!!

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